18ホールのプレー目安時間は4.5時間。
チェックインから前半9ホール回って、お昼休憩をはさんで後半9ホールと、全18ホールラウンドしお風呂に入ると、最低でも6時間以上の滞在時間になります。
このゴルフ場での1⽇の過ごし方を、ゴルフマナーを添えてご紹介していきます。
ゴルフ場へは、余裕をもって1時間前には到着するのがマナーです。
万が一渋滞等で遅刻しそうな場合は、早めに同伴者やゴルフ場に連絡しましょう。
スタート時間を調整してもらえる場合があります。
ゴルフ場によってはジャケット着⽤などのドレスコードがあるので事前に確認しておきましょう。
ゴルフ場に到着したら、キャディバッグをゴルフ場スタッフに預けます。
最近は、⾃分でキャディバッグを運ぶゴルフ場も増えています。
フロントで所定の⽤紙に⽒名等を記載しカードホルダーを受け取ってチェックインが完了となりますが、
PGMではPGMアプリまたはPGMカードでスマートチェクインができます。
※PGMアプリ、PGMカードの詳細はこちら>>
プレー代はもちろん、⾷事代やプロショップでの買い物の支払いも基本的にはチェックアウト時です。
プレー中はカードホルダーの番号とサインで精算します。
財布や時計などの貴重品は貴重品ボックスに預けましょう。
ただしコース売店に自動販売機しか置いていないゴルフ場では現⾦(⼩銭)が必要です。
ロッカールームではカードホルダーに記載されている番号と同じ番号のロッカーを使⽤します。
コンペなどでは隣のロッカーを使っている⾒知らぬ⼈がその⽇の同伴者という可能性もあるので、挨拶を交わしておくとその後のコミュニケーションもスムーズです。
このタイミングで、UVケアやトイレを済ませておきましょう。
スタート前に準備運動やストレッチなどで体をほぐしてケガを予防しましょう。
練習場でウォーミングアップする場合は、練習ボールをマスター室で購入します。
時間のないときは練習グリーンでパター練習だけでも⾏っておきましょう。
練習グリーンでは、先に練習している⼈のボールラインをじゃましないように注意しましょう。
スコアは手書きのスコアカードのほか、スコア管理アプリもあります。
手書きの場合は、マスター室でスコアカードをもらいます。
⾃分のスコアは⼀番左または⼀番上に記入します。
また、クラブをコース内に置き忘れてしまうことがあるので、スタートする前にクラブが何本あるか確認しておきましょう。
ティー、マーカー、予備のボールの他、飲み物なども忘れずに。
コース内での携帯電話の通話はNGのため、マナーモードにしておきましょう。
スタート時間の10分前にはスタートホールのティーイングエリア付近で待機していましょう。
前の組がプレーしているときは、じゃまにならないように後方での会話は⼩さな声で極⼒少なく。
ティー、ボール2球(予備ボール含む)、マーカー、グリーンフォークをすぐに取り出せるようしておきましょう。
同じ組のプレーヤーが揃ったら、仲の良い友達であっても「今⽇1⽇よろしくお願いします」とさわやかに挨拶を交わしましょう。
コース内で⾃分のボールを間違えないように同じメーカーで同じ番号のボールを使⽤している⼈がいないか確認し合います。
同じボールを使⽤している場合は変更するかボールにサインペンで印をつけて判るようにしておきましょう。
使⽤するティーイングエリアは⾃分の実⼒・技量や⼀緒にラウンドする⼈たちによって決めましょう。⼥性はレッドティーを使用することが多いですが、PGMでは初⼼者向けに距離の短いピンクティーもご⽤意しております。
スタートホールではティーショットを打つ順番をスタート抽選器、ティートスなどで決めます。
使⽤するティーイングエリアが違う場合はグリーンから遠いティーイングエリアを使⽤する⼈から打ちましょう。
2番ホール以降は前のホールのスコアが良い⼈から順番に打ちます。
ティーイングエリアでは、ショットするとき以外はティーイングエリア内に入らないように。
斜め後ろで静かに待機し、打球の⾏方を⾒るようにしましょう。
ボールが隣のホールや⼈の方へ飛んでしまったら「フォアー」と叫んで知らせます。
また、「フォアー」という声が聞こえたら、ボールが飛んでくる可能性があるので気をつけましょう。
OBや林の方にボールが飛んだら「暫定球を打ちます」と宣言し、もう1球打っておきましょう。
1球⽬が⾒つかった場合はそのボールで、見つからなかった場合は2球⽬のボールでプレーしましょう。
ボールを探す時間はプレー時間や後続組に配慮して3分以内です。
1球⽬が見つかった場合は2球⽬のボールを忘れずにピックアップ。
ティーショットがOBになったことが確実な場合には、同伴者全員のティーショットが終わった後に3打目としてもう1球打ち直すか、OBになった付近から4打目としてプレーを続けることが可能です。
※ゴルフ場によってはローカルルールとして、前方に特設ティーが設置してある場合があります。
特設ティーから打つ際の打数はゴルフ場により異なりますので、コースレイアウト等を確認しましょう。
池にボールが入ったら、1打ペナルティで代わりのボールを膝の⾼さから落としてプレーを続けます。
池に入ったボールは危険なので取らずに新しいボールでプレーしますが、安全に拾えそうな所にあるボールは足元が滑らないよう注意しながらピックアップしましょう。
池や川は、⻩杭または⻩線、⾚杭または⾚線で区域を標⽰しています。
①池に入った箇所とカップを結んだ後方
②ショットした元の箇所
③池に入ったと思われる箇所付近(クラブ2本分以内)※⾚杭または⾚線で標⽰されている池や川の場合に適⽤します。
プレーファスト(Play Fast)を⼼がけ、2打⽬、3打⽬の地点へはクラブを2〜3本持って、早めに移動します。
2打⽬以降はグリーンから遠い⼈からショットするのが基本ですが、準備ができた⼈からショットすることもできます。
ボールの位置など周りを⾒て、ショットする⼈より前に出ないように注意が必要です。
⾃分が打つとき、前方に⼈がいた場合には必ず「打ちます」と声を掛けてからショットしましょう。
バンカーに入ってもあせらずに、⼒を抜いて砂をすくうようなイメージで打ちましょう。
打ち終わったら、バンカーレーキでショット跡やスパイク跡を綺麗に均します。
バンカーへは、ボール後方のできるだけ近くて低い場所から出入りしましょう。
使⽤していないグリーンにボールが乗ったら、ボールを拾い上げてグリーンの外1クラブレングス以内にホールに近づかない方向へドロップしてプレーしてください。(ペナルティなし)
グリーン上からプレーするのは厳禁です。
グリーンでは他の⼈のボールとカップの位置を確認し、他の⼈のラインを踏まないようにラインの外側を移動します。
またパターを打つ⼈のライン上に⾃分の影が入らないように注意。
グリーン上は⾛ったり、スパイクを引きずって傷をつけたりしないように、気をつけて歩きましょう。
ボールがグリーンに落下した際にできる凹のボールマーク。
ボールマークによりグリーンが傷んだり、ボールの転がりに影響したりしてしまうため、⾃分が作ったボールマークは直しましょう。
ボールがグリーンに乗ったら、後から打つ人のために、ボールの後ろにマーカーを置いてから拾い上げましょう。
カップから⼀番遠い⼈からパッティングを⾏います。
ピンは抜いても⽴てたままでも問題ありません。
ピンを抜いて置く場合はパッティングのじゃまにならない場所に静かに置きましょう。
全員がホールアウトしたらピンをカップに戻して速やかに次のホールに移動しましょう。
ただし、グリーン上で走ってはいけません。
スコアカードは次のホールに到着したら記入しましょう。
前半の9ホールが終了したらランチタイム休憩です。
休憩時間は50分〜60分程度、ゴルフ場やその⽇の予約状況により異なります。
クラブハウスには、スパイクに付いた芝草や汚れをエアーガンで取り除いてから入りましょう。
※18ホールを休憩なしでプレーする「スループレー」のゴルフ場もあります。
後半の9ホール、全18ホールラウンドが終了したら、⾃分のクラブの本数を確認します。
問題がなければクラブ確認表にサインをし、キャディバッグ引換券を受け取ります。
1⽇プレーして疲れた体をお⾵呂でリフレッシュ。
バスタオル、シャンプー、ボディソープはもちろん、化粧品などアメニティも充実しています。
PGMにはサウナを完備しているゴルフ場やお風呂で温泉が楽しめるゴルフ場もあります。
フロントまたはフロント近くの⾃動精算機にカードホルダーをかざすと利⽤料⾦が表⽰されるので、現金やカード等で精算します。エントランスでキャディバッグ引換券をゴルフ場スタッフに渡してキャディバッグを受け取り、その他忘れ物がないか注意してチェックアウトします。
※特に貴重品BOXの引き取り漏れに注意しましょう。